今日紹介する棋譜は1924年のダビッド・ヤノフスキーさんvsエドワード・ラスカーさんの一戦。
珍しいポイントは、中盤から終盤にかけての白と黒の駒の見たことのないほどの不均衡さです。
チェスではクイーンではクイーンと取り合ったりルークではルークと取り合ったりといった等価交換が起こりますが、この対局ではクイーン対ナイト&ポーン多数という状態になります。
不均衡なものはマテリアル・インバランスゲームとか言うそうです。
そしてその不均衡さにもかかわらず引き分けに終わったのも珍しいポイントでしょうね。
棋譜サイトでのこの対戦のURLも置いておきます。
1924年 David Janowski vs Edward Lasker
自分のタイミングで駒を進めたい場合は、上記の棋譜サイトでどうぞ。